※このページは、後述する治療法の「呼吸法」の前置きです。
(呼吸法のページは、必ずあとで読んで下さい)
病気には色んな病気がありますが、それには、
「治る病気」
「治せる病気」
「完治は難しく病気と付き合っていく病気」
「残念ながら治せない病気」
があります。
そんな中、パニック障害は幸いにも『治せる病気』なのです。
あなたはパニック障害を治せると思いますか?
「分からない…」
では、治したいと思いますか?
『Yes!』
だったら、しっかりと読んで下さい。
心の底から治したいと願って。
パニック障害が治らない病気だと誤解が生じている理由は、殆ど患者さんが、薬物療法がメインの治療とされているからでしょう。
パニック障害の根本治療は薬物療法ではありません。
薬物療法は、対処療法にしか過ぎず、根本から治してくれる物ではありません。
治療の手助けをしてくれるだけです。
薬が本当にパニック障害を治してくれると思いますか?
よく考えてみて下さい。
治す薬なんて存在しないのです。
このことを理解の上、治療を行なう必要があります。
パニック障害という病気は、必ず根本治療が必要です。
なぜなら、根本治療を施さないと、完治・克服したと思い込んでいても、あとでまた再発するからです。
根本治療は、パニック障害の認定薬のSSRI(パキシル・ジェイゾロフト)を服用することでは決してありません。
SSRIは他の薬の安定剤、抗鬱剤、てんかん剤などと同じように、単に補助に過ぎません。
選択肢の1つに過ぎません。
この病気は、いかに自分をコントロール出来る技術を習得するかに掛かっているでしょう。(セルフコントロール)
心理療法も勿論良い療法ですが、パニック障害の症状を注目した場合、たった一度の大発作で今まで培ってきたつもりの心は簡単に崩れてしまいます。
それほど、パニック発作とは強いものでしょう。
ですので、心理療法ではない技術を習得することをお勧めしているのです。
自分自身で訓練して習得した技術は、そう簡単には失うことはありません。
完治とは、二度と再発しないことを意味しています。
私(SONIQ)が治療の段階をまとめてみました。
<第一段階>
自分がこういう精神的な病気に掛かるなんて・・・と落ち込んでいます。
自分は何て弱い人間なんだ・・・・
自分は価値のある人間なのだろうか・・・
こういうマイナス思考に落ち込んでしまっているでしょう。
この初期状態では、まず薬物治療が最も効果的です。
とにかく、パニック発作を抑え込むことが重要です。
パニック発作を頻発させると、精神的・肉体的に疲労が蓄積してしまいます。
この薬物療法が、治療の第一段階であり、これから先 この病気と闘う準備段階です。
<第二段階>
薬物治療により、発作が頻発しなくなった状態です。
軽い発作や、予期不安がある状態ですね。
自分は脳の機能障害だと認識出来る状態だと思います。
さて、この段階が私が最も重要な時期だと考えている段階です。
残念ながら、心療内科・精神科では引き続き薬物治療をメインに行う病院が少なくありません。
この病気の克服には、「セルフコントロール」が重要だと認識してもらいたい時期です。
もし、そうしなければ、この第一段階と第二段階を繰り返すことになってしまいます。
<第三段階>
薬物治療を続けながら、セルフコントロールの訓練の本格的開始です。
闘う準備完了の時期です。
必ずこの病気は完治・克服出来ると強い気持ちを持ってもらう時期です。
ここで、薬物治療で副作用と闘っているんだと思う人もいるかと思いますが、それとは違う意味で、自分で取り組む 自分自身で行う訓練の開始です。
是非、セルフコントロールの訓練に「呼吸法」を取り入れてみて下さい。
<第四段階>
セルフコントロールの習得がある程度出来るようになり、薬物の量を増やすことなく、自分の心の中に「今飲んでいる薬は減らしても大丈夫ではないだろうか?」と思い始める時期です。
セルフコントロールが出来始め、行動的になり、色んな物を克服出来るようになり、自信を取り戻し始める時期です。
とにかく、行動を常に起こすことです。
繰り返し行動を起こすことです。
<第五段階>
セルフコントロールをマスターし、薬が減薬されていく段階です。
薬が減っても、セルフコントロールをマスターしているので、怖くありません。
実際に、薬を減らしても状態が悪くなることもなく、さらに自信を付けていく時期です。
ここでもし状態が悪くなったとしても、セルフコントロールによって症状を抑え込むことが出来るように訓練を続け、それを繰り返す。
セルフコントロールをマスター出来るようになっていることを自分で自覚する時期です。
一喜一憂せず、決して諦めないことが大切です。
状態が悪くなっても、逆戻りしたとは考えず、治療の通過点だと思いましょう。
症状が悪くなった時は、今までの成果を試すチャンスだと思いましょう。
チャンスは多いほど好都合なのです。(超プラス思考)
<第六段階>
全く薬に頼らない生活の始まりです。
(ドラッグフリー)
セルフコントロールの訓練は持続させます。
セルフコントロールは既に体に染み付いています。
ここでも、もし状態が悪くなったとしても、セルフコントロールによって症状を抑え込むことを繰り返す。
それを繰り返すことにより、状態が悪くなること自体が消失します。
そして、徐々に自分がパニック障害という病気であったことを忘れていきます。
そして・・・完治。
この段階では、むしろ発作や予期不安を体験することが望ましいのです。
それを薬なしで自力でコントロール出来ることを体感する為です。
そうすることにより、患者さんにとって、「パニック障害」という病気が過去の物になるのです。
完治・克服させるのが、全てではないことは重々承知していますが、少なくとも今よりも症状から解放されることを患者さんは望んでいるはずでしょう。
では、治していこうと願って頂きたいのです。
「完治」「克服」とは、その延長線上にあるのです。
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